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デザインとは、「直感的に」伝えること | 【岐阜・名古屋 ウェブサイト制作】デザイン事務所BRIDGE

2017.07.05

こんにちは。

 

先日、esora美術研究所でのデザイン科での授業で、「平面構成」の課題をやりました。

平面構成とは、与えられたテーマやモチーフに対して、自分で画面を構成し、提案する構成課題です。

「甘い」「楽しい」などといった言葉であったり、

「りんご」や「花」などといったモチーフを与えられ、

視覚的に直感的に伝わるように、色や形を組み立てながら画面を構成していきます。

 

 

このような受験課題を通して、デザイナーを志す生徒たちは「デザイン」の本質を学んでいきます。

 

 

「かっこいいデザイン」「可愛いデザイン」などという言葉が普通に使われるので、

よく「デザイン=見た目を彩る装飾的なもの」だと認識されがちですが、

デザインをする=装飾をすることではありません。

 

 

 

デザインの本質は『伝える』こと。

 

 

『伝える』とは、言葉を並べて説明し、理解してもらうことではありません。

見た瞬間『直感的にわかる』ことです。

 

 

 

例えば、炭酸飲料のパッケージのデザイン。

 

「これは炭酸飲料です!飲んだ瞬間シュワっと弾ける美味しさです!」

と大きく書いてあるより、例えば

このような、炭酸らしい泡がシュワシュワと上っていくようなイメージの写真や画像が使ってあるほうが、直感的に「炭酸飲料だ!」と伝わりますよね。

 

 

 

例えば、リモコンのボタンもデザインの一つです。

「再生」と描いていなくても、「▶︎」と描いてあれば、再生ボタンだと直感的に認識できますね。

 

 

 

このように、デザインとは、相手に視覚的に直感的に伝えるということ。

 

 

そのような「デザインの力」を生かして、

クライアントさんの思いに合わせて形を起こしていくのがデザイナーの仕事です。

 

 

どれくらいの年齢層の方に届けたいのか。

女性向けなのか男性向けなのか。

この商品にどんなイメージを持って欲しいのか。。

 

 

様々なクライアントさんの「想い」を、お客様に、視覚的に直感的に届ける。

ただかっこ良ければいい・可愛ければいい。というものとは違う、

『伝える』ということにきちんと向き合って形を起こしていくことが、

本当に意味のあるデザインなのではないでしょうか。

 

 

 

生徒にもしっかりと伝えていきたいですし、

私たちも、きちんと今後とも大事にしてい来たいと思います。