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『かみさまがすまう森のアート展』を観に行ってきました! | 【岐阜・名古屋 ウェブサイト制作】デザイン事務所BRIDGE
2017.09.21
こんにちは!
先日私たちは、チームラボが主催する展覧会「かみさまがすまう森のアート展」を観に、佐賀へ行ってきました!
開催されている場所は、佐賀県武雄市にある御船山楽園。
今から172年前、1845年(江戸後期)に作られた、森の木々を生かして作られた庭園です。
森には、素晴らしい自然の巨石に囲まれた稲荷大明神がまつられ、洞窟には、名僧行基が約1300年前に岩壁に直接彫ったと伝えられる仏や五百羅漢があります。
長旅の末、やっとたどり着いた「武雄温泉駅」からタクシーで7,8分。18:30に開門する第二入門口へ向かいます。
(※ 時期によって開門時間が違うので要チェック!)
少し早く着いたにもかかわらず、門の前にはすでに長い行列ができていました。
いよいよ開門。チケットを購入します。
ドキドキ。。。
入り口でマップをもらいます。
(引用元:https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyama2017/)
なんだか広そう。。。!!!
我々はENTRANCE2から入ったので、まずは下って池を観て、それから道順に回ることにしました。
山の中なので、秋の夜らしい風の匂いや虫の声が聞こえて、とても気持ちがいいです….!!!
池に向かって歩いていると、道沿いにも作品が。
竹の中にあるろうそくの灯りが揺らめき、とても美しい!!
池へ近付くに連れて、少しずつ美しい音楽が聞こえてきて、その音がだんだん近づいてきます。
池の水面に、蓮の葉が浮かんで鯉が泳いでいるプロジェクションマッピングが移され、その中をゆっくり船が通ります。
まるで本物の鯉が泳いでいるみたい。。。!!!
その鯉の動きが音楽の波に乗って早くなり、軌跡がカラフルな模様となって水面を彩り、写真のような美しい光景に!!
美しすぎて感動。。。。二回も観てしまいました。
『▶︎ 小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング』
余韻に浸りながら歩く間も、木々の近くを通るとライトアップされていた光の色が変わり、その光に合わせて音がなって、森全体が歓迎してくれているような感じです。
実際にお茶を淹れてもらい、そのお茶の器の中に花が咲くような作品も。
『▶︎ WASO Tea House – 小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々』
器を動かすと咲いていた花の花びらが舞いながら散っていき、また器から新しく芽吹きます。
下は、描いた生き物が実際に動き、生態系を作ってゆく作品。
『▶︎ グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち』
じっとしていると、足元に花が咲き、その周りを蝶が飛びます。
生き物同士が食べたり食べられたりもしています。
こちらはなにやら…入り口のようです。
ただライトアップされているだけなのに、ここを通るとき、少し背筋が伸びます。
奥に進んでいくと、仏様が見えました。
写真を撮るのは憚られたので撮っていませんが、本当に素晴らしい演出でした。
五百羅漢を観終わり、歩いていると、木々の隙間から滝が見えてきます。
正面からみた写真がこちら。
こちらはぜひ動画でみて欲しいです!!
上から流れてきた滝の映像が、そのまま本物の岩を伝って流れていく様子がとてもリアルで驚きました。さすがの一言。。めちゃくちゃカッコよかったです!
こちらは大きな岩に映し出される色とりどりの花々。
花々と同じ世界に入ってしましました。つい。。。笑
こちらの作品も、人の動きに反応して光り、その光と音色が隣に伝播していき、広がっていく作品、
生き物のように音色と光を響かせていて、そこ一体がこちらに話しかけてくれているかのようです。
また、歩いていても、どこをみても、チームラボが施したデジタルの演出が自然そのものの良さをグッと引き立てていて、常に楽しめるようになっていました。
本当に自然が生きているようでしたし、異世界にいるようでした。
写真や、リンク先の動画を見てもかなり美しく、素晴らしい展示だということは感じていただけると思うのですが、やはり実際にこの壮大な世界の中を歩くと、映像や写真の何十倍も素晴らしい感動を味わうことができると思います。
そして、こんなに壮大な企画を見事に形に起こしたチームラボの働きに感動しました。
九州。岐阜からは遠く、ハードルが高く感じられると思いますが、この展示は本当に行く価値があると思います。
Expediaなどの格安旅行サイトなどでは航空券と宿泊券がセットになったものが格安で予約できたりもするので、興味のある方はぜひ足を運んでみて、この壮大で美しく幻想的な展覧会を体験していただきたいと思います。。。!!!