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いい意味での空気の読み方 | 【岐阜・名古屋 ウェブサイト制作】デザイン事務所BRIDGE
2017.06.09
こんにちは。
皆さんは、
家族の前の自分、友達の前の自分、恋人の前の自分、
どの自分でいるときが一番好きですか?
いくら気兼ねなく話せる友達といるときでも家族の前の自分とは少し違うし、
恋人と一緒にいるときの自分を、友達に見せることはないかもしれません。
でも、どの自分が一番好きって言われても、意外とどの自分も自分だし、、
決められるものでもないのではないでしょうか。
人にはそれぞれの性格がありますが、
周りの人や環境が持っている『空気』に、知らず知らずのうちに順応して、
その人や場所にとって、また、その人や場にいる自分にとって、一番いい自分でいる。ということを、自然にやっているのではないかと思います。
『空気を読む』ことが、消極的であると認識されることも多いですが、
いい意味で、その場や人との空気に順応することは、自分本位ではない関係を作る以上、とても大事なことなのではないかな、と思います。
デザインは「自己表現」と違い、
クライアント様がいて、例えば商品やサービスがあって、初めて作っていけるものです。
ものづくりは「観察」から始まる。
美術を志した人なら一度は耳にしたことがあると思います。
まずは、そのクライアント様の持つ空気を感じること。
いくらデザインを学んだからといって、いろんな知識があるからといって、形式や、自分本位の表現にとらわれてはいけません。
新しい人と知り合うたびに、
新しい環境に入るたびに、
自分や相手にとって一番いい振る舞い方を探るように、
私は、新しいお客様と出会うたびに、まずは空気を感じることから始めています。