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純粋想起と助成想起を理解しよう!! | 【岐阜・名古屋 ウェブサイト制作】デザイン事務所BRIDGE
2017.06.08
「純粋想起」と「助成想起」という言葉をご存知ですか??
「純粋想起」とは、何らかのカテゴリーを与えられた時に特定のブランドをイメージできることのことです。
例えば、「ハンバーガー」というカテゴリーを与えられた時に「マクドナルド」とか「モスバーガー」とかをイメージしたり、「車」というカテゴリーを与えられて「トヨタ」や「ホンダ」「日産」をイメージしたりすることです。
一方で「助成想起」というのは、特定のブランド名を与えられて、それを認識できる状態のことを言います。
例えば「マクドナルドを知っているか??」と聞かれて「知っている」という状態のことです。
私たちが何かのサービスや商品を選んだり、買いたいと思った時には、お店に入ったり、ネットで調べたりすると思いますが、この時には知っている中から探し、選ぶことがほとんどです。
ですから知っていてもらうということでは「純粋想起」「助成想起」のどちらも重要であるということはいうまでもありませんが、特に「純粋想起」が重要なんです。
「純粋想起」に当てはまるということは、普段からよく目や耳にしたり、多ブランドに対して優れた部分がある必要があります。また、広告費をかけることも重要ですよね。
逆に言えば一度「純粋想起」のレベルまで行ってしまえば、ネットで検索してもらえたり、口コミで噂になったりと良い連鎖が起きて行くため、非常に戦いやすくなると言えます。
認知してもらえるっていうことがどれだけ重要なのかということがわかりますよね。
大変過激ではありますが、手っ取り早く知ってもらうための手段として炎上商法なんていうことを行ってしまう人がいるのも、この重要性を認識しているがゆえなんです。
さて、カテゴリーによっては、「純粋想起」できないものもあるんです。例えば「老人ホーム」や「絵画教室」「果物屋」などはどうでしょう??
近所に有名なお店があれば純粋想起もありえますが、かなり難しいですよね。そういう時に人はネットで調べるわけなんです。
さて、ここで自社のウェブサイトとSEO(検索エンジン最適化)が重要になってきます。
例えば老人ホームを検索するとします。そこでウェブサイトを持っていなければ、そもそも選択肢の中にないわけです。また、2ページ目以降に表示されているとウェブサイトを持っていても目に入る機会が著しく減少して、選択肢に入らないわけです。
「純粋想起」できる範囲に自社のサービスがあるのであれば、何も問題ありません。しかし、そのエリアに入っていない場合は、ウェブサイトの有無やSEOがものをいうわけです。優れたサイトを的確に運営し、より多くの方に知っていただきながら、まずは「助成想起」を目指し、ゆくゆくは「純粋想起」を目指していきましょう!!