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21世紀美術館に行ってきました！ | 【岐阜・名古屋 ウェブサイト制作】デザイン事務所BRIDGE
2017.09.16
こんにちは。
先日、21世紀美術館に行ってきました！
21世紀美術館は、建物自体のの美しさや常設の作品の面白さで有名なのでご存知の方も多いと思います。
金沢に行くとなったら必ずチェックしたい美術館ですよね！
常設や建物は常に楽しめるポイントですが、
今回たまたま訪れた際にやっていた展示がとても美しかったのでご紹介したいと思います。
この写真を見てください。
大きな部屋を入ったら目に飛び込んでくる、この美しい照明たち、、、、！！！
本当に美しいですよね。。。
でも、実はこれ、ゴミでできているんです。
海岸に打ち上げられたプラスチックゴミ。
プラスチックは自然に還らず、清掃されない限りずっとこのままです。
美しい海岸の風景が台無しですし、動物や魚たちが謝って飲み込んでしまいます。
この写真の展示は、ドイツのデザイナー「ヨーガン・レール」の『最後の仕事』。
“自然とともに暮らし、その尊さを伝えてきたデザイナー、ヨーガン レール（1944-2014）が「最期の仕事」に選んだのは、深刻な環境の問題に向かい、海岸に打ち寄せられた廃品のプラスティックから美しい照明を作り出すことでした。決して自然に還ることのないプラスティックが、再び実用の場を与えられ輝き出します。”
（21世紀美術館公式HP 概要部分を引用）
悲惨な現実を、悲惨に伝えるのではなく、こうして美しい照明として形にし、
見る人を感動させ、思いを伝える。
人間の排出してしまった大量のプラスチックゴミを、こんなに美しい照明に変えてしまうなんて！
ヨーガン・レールの自然を愛する気持ちと、自然を壊す人間のしていることを伝えるこの方法に感動しました。
この展示は、11月5日（日）までやっています！
この秋、金沢に行かれる方はぜひ、足を運んでみてくださいね〜！
