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岐阜の伝統工芸を知ろう! | 【岐阜・名古屋 ウェブサイト制作】デザイン事務所BRIDGE
2017.09.20
こんにちは。
前回の記事では、金沢の伝統工芸「漆器」について少しご紹介しました。
金沢の伝統工芸に触れ、では自分の地元の岐阜にはどんな伝統工芸があるのだろうと思い、調べてみました。
デザイン事務所BRIDGEがあるここ岐阜の伝統工芸は、
透け感の美しい、夏に涼しげな『水うちわ』や、
(写真引用元:http://www.molza.co.jp/direct/page/mizu.htm)
奈良時代以前から残る手漉きの技術『美濃和紙』。
(なんと、今使われている紙のサイズの主流の「B判」は、この美濃和紙の規格である「美濃判」が元になっているんです!!!)
鎌倉時代に刀鍛冶が誕生し、その切れ味の良さから戦国時代の武将の間でも愛されてきた、岐阜県関市の『刃物』。
(写真引用元:http://nikkenkamisori.blog.jp/archives/5652379.html)
他にも、岐阜提灯や、和傘、さるぼぼなど、調べてみると岐阜には以外とたくさん、様々な伝統工芸がありました。
「伝統工芸」と言うと、もう昔のものだし、観光で見るのはいいけど別に今の時代使わないようなもの というイメージを持たれるかもしれません。私も、手漉きの和紙なんて今は使わないしなぁ、、と思ったりもしました。
でも、調べていて気づいたのは、現代に合う形に変えて、昔から伝わる匠の技術が受け継がれている場面がとても多いということです。
関市の「刃物」の技術は、今では包丁や爪切りなど、現代の刃物の形で匠の技が受け継がれています。
いわゆる包丁に加えて、料理女子に人気なおしゃれなデザインのものも!!
私もこのパン切り包丁を使っているのですが、ただ見た目だけ可愛いものとは全く違う、見事な切れ味です!!!!!
さすが戦国武将にも愛された技術。切れ味が良すぎるので、指を切ってしまわないように注意。。。
岐阜県美濃市では、美濃和紙を使った「あかり」のアートイベント、「美濃和紙あかりアート展」が開催され、美濃の街並みと、美濃和紙を広めるきっかけになっています。
(写真引用元:http://www.molza.co.jp/direct/page/mizu.htm)
伝統工芸、というと自分の生活とは別のところにあるものに感じますが、こうして形を変えて普通に今の生活に溶け込んでいるんですよね。
技術が発達し、どんどん新しいデジタルな技術が生み出される今ですが、古くから受け継がれてきた伝統工芸の技術の歴史の長さと深さにはやはり叶わない良さがあります。
古いものと新しいものの良さをきちんと知って、地元に根付き伝わってきた守るべき伝統工芸の技術を、きちんと大事にしたいと思いました。